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棋道の空間について。

棋道(将棋)の世界は、
今までその空間に対するこだわりのようなものは
ほとんどなかったのではなかろうか?
と思いますね。

こういう風になっているのはどうかな?
と真吾オジサンなどは思いますね。


こういうことでは相撲の世界を見習うべきではないか。

相撲の世界では東西とか、
土俵に方円の考えとかが盛り込まれた空間になっておりますよね。

こうしたことがないようですと、
ただの格闘技に相撲はなってしまうようにも思うのです。

相撲がただの格闘技以上のものとなっているのは
こういう面があるはずだからだと思いますれどね。


棋道(将棋)の世界では
駒落ち戦とかでは上手は必ず東側で
下手は西側にするようにするとか
そういう風にして、それを慣習として定着させてはどうか。

ほぼ同格の人同士の対局でしたら、
年長者のほうを東側にするようにするとかね。

盤の上には相撲の水引幕のようなものをするように
定着させるとかね。


以前どこかで同じことを書いた記憶があるのですが、
茶室があるのでしたら、
棋室もあってもいいと思うんですよ。

棋道のための空間というものもあってもいいと
真吾オジサンなどは思いますけれどね。


第3回将棋電王戦は今までは考えられなかったような空間で
将棋の対局が行われることになるのですが、
これがいいい契機となって、
空間に対するこだわりも持つようになれるといいように思いますよね。


棋道(将棋)の世界は伝統性を強調したいのでしたら、
空間に対するこだわりも持たないと駄目だと
真吾オジサンなどは思いますね。
こういうことに対して無頓着なことは
決していいことではないと思いますね。

棋道(将棋)をボードゲーム以上のボードゲームにしたいのでしたら、
こういうことに対してもこだわってもいいはずだと思いますね。


正式のは上述した風にしておいて、
素人さん向けのは簡易式ということにして今までのような風にするとかね。


多分、多くの将棋愛好家さんにこういうことを言ったところで、
煩雑なことくらいにしか思わないような気もするのですが、
でも将棋の文化的価値を高めたいのでしたら、
こういうことを考えてもいいはずだと思いますね。

能楽でも茶道でも空間に対するこだわりがあるのですから、
将棋の世界でも将棋の世界なりに
空間に対するこだわりがあってもいいと思いますね。


若いうちってね、こういうことを好まない方のほうが多いだろうなと思いますが、
それなりの年齢になったオジサン・オバサンになると
こういう空間のほうに愛着も湧いてくるものだと思いますけれどね。

趣味は将棋しかないという人とか、
将棋以外の趣味は野球とかサッカーとかゴルフとかパチンコとか
競輪・競馬・競艇とかの人にはこう書いたところで
どうもピンと来ないかもしれませんけれども、
伝統文化に親しみを感じることができる方でしたら、
多分真吾オジサンがこう書くのも
-賛成まではしないかもしれませんが-
分からんでもないな、と思って頂けるのではないかな?
と思っております。

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