(株)富士通研究所について。
リンク・フリーです。
さて、今回の記事は、bonkrasの開発者・伊藤英紀さんのいらっしゃる会社、
(株)富士通研究所について書きます。
(株)富士通のグループ会社です。
ウィキペディア 富士通
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富士通 国内グループ会社一覧 連結子会社(50音順)
(株)富士通研究所
(株)富士通研究所・会社概要
(株)富士通研究所 事業内容(研究紹介)
(株)富士通研究所 社長挨拶 ヒューマンセントリック・インテリジェント・ソサイエティの実現
(株)富士通研究所 決算公告 第48期(平成21年度)
分かりやすい動画がありましたよ。 ^^
動画 富士通研究所の研究開発戦略
コンピュータ将棋 vs 米長邦雄永世棋聖の対決が決着
富士通研究所における研究について
富士通研究所では、ヒューマンセントリック・インテリジェントソサイエティを実現するために必要となるさまざまな技術の研究開発を進めています。将棋については、情報処理技術の観点から人間の知能に対するアプローチの一つとして取り組んでおり、将棋という分野で人間の最高峰の知能に匹敵する技術を作ることを目的としています。コンピュータ将棋を通して、どのような指し手が良いかを計算機に理解させる機械学習や、大量の計算を高速にこなすための並列処理など、人間中心のITを実現するために必要な技術の開発を行っています。
ヒューマンセントリック・インテリジェントソサイエティとは聞きなれない言葉ですよね。
ヒューマンセントリック・インテリジェントソサイエティ
ヒューマンセントリック・インテリジェントソサイエティの実現へ
ボンクラーズの心臓部はこれだ!!
今回、ブレードサーバーを特別対局室近くの部屋に設置し、対戦に臨んだボンクラーズ。対局室の片隅で、開発者である伊藤氏が差し手を入力し、その結果は記録係のディスプレーに表示。それを読み上げて中村太地五段が実際に指すという形式で行なわれた。
さて、そのブレードサーバーは富士通の『PRIMERGY BX400 S1』のシャーシを使用。サーバーブレードが最大8枚利用できるが、今回は2800Wという電力制限(将棋会館の許容量として)があったため、6枚に抑えられた。サーバーブレードは、CPUが2つ載せられる『BX922 S2』を使用。CPUはXeon X5680(6コア/3.33GHz)、メモリーは24GB、64GBのSSDが搭載されている。この構成で1秒間に約1800万手読む性能だ。
ちなみに、CPUはHyper-Threading対応なのだが、並列処理の場合、CPUのキャッシュが少なく、Hyper-Threadingを利用するとかえって負荷が多くて遅くなってしまうため、切っているという。
対局は10時開始の予定だったが、15分ほど遅れての開始になった。実はうまくドライブがマウントできなかったため、エンジニアの方が対処していたとのこと。そのとき伊藤氏はドキドキしていたのかと思いきやそうでもなく、前日に試験をして動作していたのですぐに対応できるだろうと考えていたそうだ。
対局中はブレードサーバーが動作しているところを私は見なかったのだが、関係者によるとボンクラーズが考え始めるとファンが一斉に回り出してうなり声を上げるという。フル回転して考えるその姿は、「おっ、がんばっているな」とちょっと応援したい気分になるかも!?
これは将棋電王戦の対局前に「週アス+」に出ていたものです。
ウィキペディア ボンクラーズ(コンピュータ将棋)
インサイド・ボンクラーズ
富士通の『PRIMERGY BX400 S1』のシャーシ
富士通の『BX922 S2』
今回の将棋電王戦の対局の結果はこちらの方も注目しましょうね。 ^^
「米長邦雄永世棋聖が負けたぞ!!!」だけではなくね。 ^^
平生、こういうこととは無縁・ほとんど無縁の将棋愛好家の方も
折角の機会ですので、いろいろと検索をされてみるといいですよ。 ^^
勉強になることもきっと多いはずですよ。 ^^
※ 追記
2012年2月19日の日経にこういうことが出ておりました。
「柿木氏は93年に富士通研究所を退職し、ソフト開発に専念する」
この柿木氏は勿論柿木義一先生のことです。
80年に、富士通研究所に入社されてたとも書かれてありました。
もともと筋のいいところだったようですね。 ^^
さて、今回の記事は、bonkrasの開発者・伊藤英紀さんのいらっしゃる会社、
(株)富士通研究所について書きます。
(株)富士通のグループ会社です。








分かりやすい動画がありましたよ。 ^^


富士通研究所における研究について
富士通研究所では、ヒューマンセントリック・インテリジェントソサイエティを実現するために必要となるさまざまな技術の研究開発を進めています。将棋については、情報処理技術の観点から人間の知能に対するアプローチの一つとして取り組んでおり、将棋という分野で人間の最高峰の知能に匹敵する技術を作ることを目的としています。コンピュータ将棋を通して、どのような指し手が良いかを計算機に理解させる機械学習や、大量の計算を高速にこなすための並列処理など、人間中心のITを実現するために必要な技術の開発を行っています。
ヒューマンセントリック・インテリジェントソサイエティとは聞きなれない言葉ですよね。


ボンクラーズの心臓部はこれだ!!
今回、ブレードサーバーを特別対局室近くの部屋に設置し、対戦に臨んだボンクラーズ。対局室の片隅で、開発者である伊藤氏が差し手を入力し、その結果は記録係のディスプレーに表示。それを読み上げて中村太地五段が実際に指すという形式で行なわれた。
さて、そのブレードサーバーは富士通の『PRIMERGY BX400 S1』のシャーシを使用。サーバーブレードが最大8枚利用できるが、今回は2800Wという電力制限(将棋会館の許容量として)があったため、6枚に抑えられた。サーバーブレードは、CPUが2つ載せられる『BX922 S2』を使用。CPUはXeon X5680(6コア/3.33GHz)、メモリーは24GB、64GBのSSDが搭載されている。この構成で1秒間に約1800万手読む性能だ。
ちなみに、CPUはHyper-Threading対応なのだが、並列処理の場合、CPUのキャッシュが少なく、Hyper-Threadingを利用するとかえって負荷が多くて遅くなってしまうため、切っているという。
対局は10時開始の予定だったが、15分ほど遅れての開始になった。実はうまくドライブがマウントできなかったため、エンジニアの方が対処していたとのこと。そのとき伊藤氏はドキドキしていたのかと思いきやそうでもなく、前日に試験をして動作していたのですぐに対応できるだろうと考えていたそうだ。
対局中はブレードサーバーが動作しているところを私は見なかったのだが、関係者によるとボンクラーズが考え始めるとファンが一斉に回り出してうなり声を上げるという。フル回転して考えるその姿は、「おっ、がんばっているな」とちょっと応援したい気分になるかも!?
これは将棋電王戦の対局前に「週アス+」に出ていたものです。




今回の将棋電王戦の対局の結果はこちらの方も注目しましょうね。 ^^
「米長邦雄永世棋聖が負けたぞ!!!」だけではなくね。 ^^
平生、こういうこととは無縁・ほとんど無縁の将棋愛好家の方も
折角の機会ですので、いろいろと検索をされてみるといいですよ。 ^^
勉強になることもきっと多いはずですよ。 ^^
※ 追記
2012年2月19日の日経にこういうことが出ておりました。
「柿木氏は93年に富士通研究所を退職し、ソフト開発に専念する」
この柿木氏は勿論柿木義一先生のことです。
80年に、富士通研究所に入社されてたとも書かれてありました。
もともと筋のいいところだったようですね。 ^^
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